こんにちは、メカ・ロボイラストを趣味で10年続けているファナといいます。
このページは、ロボイラストで気づいた事や工夫したことを紹介していきます。
前回までは、シンプルな2足歩行のロボットを描いてきました。(メカロボイラスト第7回はこちら)
今回は、高速で移動できそうな、「ギミック」を搭載したロボットを描いていこうと思います。

前回まではドイツの機体だったので今回はイギリスの高機動な機体を描いてみようと思うよ!
みなさんは、高機動なロボットってどんな物だと思いますか?
軽量な機体でしょうか?それとも、ロケットブースターが付いている機体でしょうか?
良くわからないので、高機動な機体の特徴をあげてみましょう。
・高速で移動できそうなオプションパーツがある(ロケットブースター、ホイール等)
・本体重量を減らすことでスピードを上げている
・重量を減らすため、装甲が薄い
・操作が難しくなるのでエース用機体になりやすい
上記を踏まえて描いてみた、イラストがこちら

機体名:アーサー イギリス製二足歩行兵器 騎士のような外見が特徴
・1940年代に設定したので、現実味が高いのは、ホイールでの高速移動
・イギリスは騎士社会だったので鎧風のロボットに
・機関車の線路での移動も考え、ホイールには溝を
・高速移動時にマントが翻る様はかっこいい←超大事!!

イギリスの1900年代といえば、蒸気機関車なので機関車をイメージしたボディにしてみたよ!
では、下描き・ラフを紹介していきましょう。

注釈・胴体・右腕・左腕・左足の6個のレイヤーに分けています。
バランス取りや、位置変更が簡単になります。
まだ足りない部分がありますが、のちのち紹介していきますのでお楽しみに
今回は足の特徴的なホイール部分を説明していく予定です。
続いてペン入れ(線画)を紹介していきます。

今回はディティールも混みで描いたので時間がかかりましたが、描き上げる達成感は素晴らしいものですね。
さらにパーツを分割して紹介していこうと思います。

胴体部分と、腕の接続部分を意識して描いています。
バランスがとりやすいのももちろんですが、どう動くのか想像して描けるようになるので、動的違和感を減らせると思います。

胴体の裏側も描いています。頭の接続場所の把握ができるほか、別日に追加装備をしたいなと思った時など応用が利きます。


高機動機の要のホイールなので、なるべく細かく描いて説得力を
ギミックは、なるべく干渉しにくようなものに
時代的に不整地が多そうなので、ホイールにはスパイクをつけてみました。

見えない部分を描くと、勉強になり想像力が上がると思いますので、ラフでもいいのでぜひやってみてください。
今回はここまで、次回はパーツの追加と色を塗っていこうと思います。
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