こんにちは、メカ・ロボイラストを趣味で10年続けているファナといいます。
このページは、ロボイラストで気づいた事や工夫したことを紹介していきます。

今回は色塗りと影つけをしていこうと思います。前回をまだ見てない方は下のリンクから見てもらえるとうれしいです。
初心者が始めるメカ・ロボイラスト第1回(オリジナルロボットを描こう!)はこちら
1回目は下書きからペン入れまででした。


前回のペン入れしたロボットに、色塗りと陰影をつけていきます!
色塗りをしよう
色塗りの注意点
描いていくロボットは、量産型という設定なので以下の点を注意して塗ってみました。
・装甲の交換等を考慮して、塗装しない場所を考える(量産機ならではのコスト削減感)
・削れる箇所や、塗装しづらそうな場所は省く(整備性などの世界観を考慮)
・立体的に見えるように塗りつぶしを極力減らす(パーツ事にメリハリをつける)
・細かく動くところ(手)や関節部はブラック(丈夫なイメージ)
・自分のかっこいいと思う塗装をする←超大事
塗る前に準備をしよう
クリッピングできるように下地をつくる
※クリッピング(クリッピングマスク)参照クリッピングマスクの使用方法 (Photoshop CC 2015) (adobe.com)
線画の外側を選択ツールで選択して
選択範囲を「反転」させます
すると線画を縁取ったように選択されるので
別レイヤーを作成してそのレイヤー内で
適当な色を選択して、バケツツールで塗りつぶします
クリッピング用の下地の完成です
※注意:手書きで線を描いている方は、選択ツールを使用すると
うまく下地ができない可能性があるので、下地を直接塗ることをお勧めします

クリッピングを使うとはみ出しても、下地をもとに切り取ってくれるので
消す必要がないのでとても便利で効率よく塗ることができます
実際に色塗りをしてみる
下地からクリッピングしているので簡単に
塗ることができました


パーツとパーツを分けて塗ると、メカメカしさが上がっていい感じになるよ!
陰影をつける
次は、陰影をつけて立体感を増していこうと思います。(簡単アニメ調塗り)
- 影は黒、明は白で簡単ぬり
- 影弱(不透明度10%)と影強(不透明度30%)と明(不透明度10%)を使用
- 上は明るく、下は暗め、内側は暗く、外側は明るめ を意識しました。
- 立体なので、上辺は明るい、側面は暗い も意識する。(例外はあるが大体これで)
影をぬってみる
影弱(不透明度10%)を塗ってみました。


ちょっと影を塗るだけで立体感がぐっと上がります。影弱(不透明度10%)はゴリゴリ塗っても大丈夫だと思います。上面の明るそうな場所以外は塗ってます。
つづいて影強(不透明度30%)も塗っていきます。


パーツが重なっている部分を中心に影強(不透明度30%)を塗りました。暗すぎると思ったら不透明度を下げるか、ぼかしてみるといいかもしれません。
明部を塗ってみる
続いて、明(不透明度10%)を塗っていきます。以下を意識しています。
- 筒状の場所はまっすぐな線
- 他の影に重なるように塗ることで情報量アップ
- 上面を意識して明るくしていく
- 角や影の明度が変わりそうな場所にさり気なく


明と影弱が重なった場所ができて、立体感が大幅に増えました。
ぼかしを使ったり、影の濃淡を増やすともっと良くなると思います。
色塗りも面白いですが、明暗を付けているときは立体物になっていく感じが強くて、楽しい瞬間ですね。今回はこの辺で、次回から「汚しやバトルダメージ」をやっていこうと思います。
メカ・ロボイラスト第3回(続きはこちら)
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